公立高校の入試変更点と

小学生の子育て

 

2023年から北海道の公立高校の入試が変更されます。

 

今日は、入試の変更点とそこから考える『小学生の子育て』についてお伝えします。

 

2023年
公立高校入試の3つの変更点

 

北海道の公立高校入試の変更点は下の3点です。
簡単に説明します。

 

▽詳細は教育委員会のHPをご覧ください。
「道立高等学校入学者選抜が変わります!」

 

出願変更先の学科の制限が緩和


志望校を変更する生徒は少数ですが、倍率発表後に一度だけ期日までに変更することができます。

 

2023年からは変更先の学科の制限が緩和され、普通科から工業科・農業科など、当初出願した学科に関係なく変更することが可能になります。
選択肢が増えることになります。

 

推薦制度が「自己推薦」に!


推薦枠は学校ごとに設定され、「中学校長推薦」から「自己推薦」に変わります。

 

道立高校は推薦の入学者の割合を各校が決め、【求める人物像】も公表します。

 

道外からの入学者の受け入れ条件を緩和


北海道の将来を支える人材の育成を期待して、道外からの入学者の受入れを拡大します。

 

志望してほしい生徒像

 

2022年度の「公立高校推薦入学者選抜における全日制課程普通科の推薦の要件」を見ると、志望してほしい生徒像がイメージできます。

 

▽教育委員会HP
「志望してほしい生徒像」の一覧

 

石狩学区の18校について、「志望してほしい生徒像」として多く使われている表現を数えてみました。

  • 「目標を持つ」「目的(意識)を持つ」…13回
  • 「積極的に」…16回
  • 「意欲的」…7回
  • 「主体的」…3回

 

「積極的」「意欲的」「主体的」を同じカテゴリーに入れると、「目標・目標をもち、積極的に行動できる生徒」とイメージすることができます。

 

なお「学業優秀」と言う言葉は、1度しか出ていませんでした。

 

小学生の子育てに必要なこと

繰り返しますが、高校が志望してほしい生徒像は
「目標・目的を持ち積極的に行動できる人」とイメージされます。

 

そのことから、これからの子育てにおいて下の2つのことがより大切になるのではないかと私は考えています。

  1. お子様に強みを意識させて勇気づけること
  2. 変化を把握するために情報収集すること

 

 

この内容は中学生の子育てにも通じます。

 

しかし反抗期に入るとコミュニケーションが難しい場合が多いので、それまでの時間を大切にしてほしいと気持ちから「小学生の子育て」としました。

 

この記事がお子さまのことを考える小さなきっかけになりましたら幸いです。

 

 

*お知らせ*

 

7月は夏休みに向けて「学習習慣を身につける無料講座(仮題)」
をする予定です。(小学生対象)

 

詳細が決まりましたら、改めてお知らせします。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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