札幌 公立高等学校 入学試験の種類について

 

このページでは北海道の公立高校の入試の種類についてお伝えします。
公立の高等学校の入学試験は2種類あります。
試験日の順に説明します。

目次

1.〈公立〉推薦入試
 試験日 2022年2月10日(木)  
2.〈公立〉一般入試
 試験日 2022年3月 3日(木)

 

1.公立高校 推薦入学試験

公立高校の推薦入学者の枠は、普通科ではおおよそ20%(ただし募集人数が120名以下の場合は30%)、農業・水産に関する学科は募集定員内、工業や商業などその他の学科では50%程度です。

 

推薦を受けるための要件

@在籍する中学校長の推薦をもらうこと
A出願する動機や理由が明確であること
B志望の学科に対する適正や興味・関心があり、学習意欲があること

 

実際に1つの中学校から1つの高校に推薦する人数は、0〜2名程度です。

 

希望者が多い場合は、2学期末の定期テストの後に校内選考をして人数を絞ります。

〜日程〜
願 書 受 付
 2022年1月下旬…中学校へ提出
会 場 下 見
 2022年2月 -日 (‐)
推薦入試日
 2022年2月10日(木)
合格発表日
 2022年2月3週目
合格の場合…入学確約書を中学校に提出
不合格の場合…公立高校の一般試験へ再出願
一般入試日
 2022年3月 3日 (木)筆記試験

 

〜試験の種類〜
・面接
・英語による問答、作文、実技
・自己アピール文の提出が必要な高校もあり
「適性検査」(旭丘高校、清田高校)

 

「適性検査」とは?

論理力や物事の考え方やその過程をみるための筆記テストです。

 

単独の教科知識を問うのではなく、複数の教科を組み合わせたり、活用したりするなどして、解く力、総合的に考える力を試す内容です。

 

3月の一般入試は「知識」を問う問題なので、両者の性質は異なります。

 

推薦入試の注意点

推薦で合格すると一足先に受験を終えることができますが、安易に考えないほうが良いようです。

不合格になった場合、2週間程度の短い時間に再出願して一般入試を受験するというハードなスジュールになるからです。

 

特に「適性検査」を実施する高校を受験する場合は注意が必要です。

 

「適性検査」の対策に時間がとられて一般入試の準備が遅れ、(推薦が不合格で)再出願する際に際に志望校を下げざるをえないということもあります。

 

お子さんの性格を考慮し、推薦を受けずに一般入試に集中するべきかを考えることも大切です。

推薦を受ける場合の注意点
・一般受験でも十分受かるレベルの生徒が選ばれます。
・推薦を受けるために、志望動機の作文を書いたり面接をしたりと、勉強時間を多く使います。
・推薦を受けても、必ず合格するというものではありません。
(推薦試験受験者が同じ中学校から2人いる場合、どちらかが不合格、あるいは2人とも不合格ということもあります) 
・不合格の場合は、短い期間で再出願、一般入試の受験となります。

 

2.公立高校 一般入学試験

公立高校は1校しか受験できませんが、私立高校と併願することができます。
私立高校は、試験日程が異なれば何校でも受験することができます。

 

合格発表後、希望者に入試の得点を「開示」します。
開示期間中に本人が高校へ行き、各科目の得点を聞くことができます。

◇日程
公立高校願書受付期間
 2022年ー月ー日(ー)
会 場 下 見
 2022年3月2日(水)
入学試験日
 2022年3月3日(木)
追 検 査 日
 2022年3月8日(火)
合格発表日
 2022年3月16日(水)

 

◇試験について
・筆記試験 5科目(各50分/100点)
・面接や作文、実技を行う高校もあります。
・2022年から「標準問題」と「裁量問題」がなくなり、一本化されます。
・筆記試験の特定の科目に「傾斜配点」をかける場合もあります。

*「標準問題」「裁量問題」「傾斜配点」については、高校入試のしくみのページをご覧ください。
* 志望する高校が「標準問題」「裁量問題」なのかは、各公立高校の紹介ページをご覧ください。

 

 
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