***********************
来年の入試もSDGsに注目!
***********************
先日、
全国の公立高校入試を分析するセミナー
『2021年度 全国公立高校入試分析』
に参加しました。
そこでは、
今年の中学校の教科書改訂による
影響などの説明もありましたが
各地で出題されている
「SDGs」が特に注目されていました。
中学受験や大学受験でも出題されているので
達成目標の2030年まで出題は続くでしょう。
SDGsに関する出題形式
英語では
個人の意見を英作文で答えさせる形式
地理や公民では
労働環境、多文化主義、女性の社会進出
子育て支援、フェアトレード、地方創生
などについて『資料を読み解く+知識』を問います。
問題文にSDGsと書かれていないこともあります。
しかも最近の問題には、
資料や表・グラフが多く使われているので
『資料を素早く正確に読み取ること』
が最初の一歩になります。
それには”慣れ”も必要ですが、
その前に、SDGsの背景を知り
自分の意見を
”簡単にまとめておく準備”が必要です。
考えておかないと
本番で時間切れになってしまいます。
「じゃあ、具体的にどうするの?」
と思いますよね。
問題を解く前にすることを
3ステップにしました。
SDGsの3ステップ
STEP1 背景を知る
STEP2 内容を知る
STEP3 自分の意見を簡単まとめておく。
(日本語と英語)
貧困、紛争、気候変動、感染症などにより
このままでは安定して暮らし続けることが
出来なくなるという危機感から、
世界中のさまざまな立場の人々が話し合い
2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。
それが
『持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)』です。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任、つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公平をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
Q「あなたができることは何ですか?」
例えばこういう問いを想定して、
ヒントをもとに(日本語と英語で)
実際に書いておきます。
そうすれば
テスト直前に見直すことができて安心です。
解答のポイント
・省エネに気を配る
・平等について
・いいものを長く使う
・ゴミを減らす
最後に
今日は、SDGsについてお伝えしました。
こういうことは
塾ではなかなかできないことです。
ぜひご家庭で、
できる部分をしてみてください。
小学生のお母さまも、
ぜひお子さんと読んでほしいと思います。
出題されるかどうかが気になりますが
『将来を担う人材として知っておきたい内容』
でもあります。
この記事が
少しでもお子さんの役にたてば幸いです。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
無料相談のご案内