お子さまの頭の中を整理するノート術
今日は新学期にむけて、
「お子さまの頭の中を整理するノート術」を5つのポイントに絞ってお伝えします。
今回これを書くのは、最近授業の内容を適切にノートに書くということができない子どもが、小学校だけでなく中学校でも増えていると聞いたからです。
原因は休校かもしれませんし、オンライン授業かもしれません。
でも一番大きな原因は「勉強の仕方がわからない」という基本的なことだと思います。
見やすいノートを作ることは、頭の中を整理すること。
すぐできることばかりですので、新学期から取り入れていただければと思います。
今日もよろしくお願いします。
【ノートをつくる目的】
ノートは書くことが目的ではありません。
「自分が後で見直すために作る」これが目的です。
【頭の中を整理するノート術】
小学生は@〜C、中学生は@〜Dを読んでください。
@ルーズリーフよりもノート
A余白はたっぷりと!
B解きなおしのスペースを確保して、式を残す
C丸付けはすぐにする
D覚えるべきことや解答例を書き足す
ルーズリーフは持ち運びが楽ですが、書いた後に科目ごとに管理する手間があります。
破れたり、紛失の可能性もあります。
一方ノートは「あの青いノートの後ろの方に書いた」というように、場所で記憶することができるので後で見直しがしやすいです。
「ノートがもったいないから」と行間を詰めて書くと、ぐちゃぐちゃします。
分数は、1行で書こうとすると文字がつぶれて計算ミスにもつながります。
後で見やすいように、そして書き足せるように、余白はたっぷりとってください。
算数・数学で、繰り返しやすいのが計算ミス。
どう間違えるかは人それぞれですが、原因をはっきりせて撲滅しないと癖になります。
ミスを消してしまいたいと言う気持ちはよくわかりますが、『数字の書き間違い』『見間違い』『くりあがり』など、ミスの原因をはっきりさせるために残してください。
ミスの原因がわかると頭の中が整理されます。
丸付けは「わからないことをはっきりさせて解決する作業」です。
ですから問題を解きっ放しでは効果はゼロ!
「〇」か「×」をつけるだけでは、効果は半分です。
「どうやって解いたのか」を忘れないうちに丸付けをしてください。
そしてミスの理由をノートに書き足すと、記憶に残ります。
こういうノートを作っておくと、テスト前にとても役立ちます。
英語のミスのほとんどは、単語やフレーズを正確に覚えていないことが原因です。
教科書レベルの問題は、ミスした英単語は片っ端から覚えたいところです。
「覚えるべき単語(フレーズ)に印をつける」
「解説を読んで、(覚えやすい)別の言い方があればノートに書き足す」
こうすると、どの単語を覚えたらいいのかもはっきりします。
6月の定期テストのために、新学期からやってみてください!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
無料相談のご案内
- 「勉強の仕方がわかっていない」
- 「気分に左右されて勉強が続かない」
- 「勉強を教えたことがないから、教えられない」
- 「子どもに向きあう心の余裕がない」
- 「進路について相談したい」
お子さまの学習について不安な方は、お気軽に無料相談をご利用ください。
ご興味がある方は「お客様の声」もご覧ください。