〜小学生〜
2学期からの家庭学習
いよいよ秋ですね。
2学期からはどの学年も勉強が難しくなります。
お子さまの家庭学習は順調でしょうか?
今日のテーマは「復習」です。
@結果を出すために1番大切なことは「復習」
A習慣にするために保護者が伝えること
B一瞬でこどものやる気を失わせること
C秋からのつまずきポイント
1.結果を出すために1番大切なことは「復習」
「勉強している割には成績が伸びない」
「テストの点数が少しずつ下がっている」
「勉強する時間になるとぐずぐずする」
このような状況は、復習が足りなくなった時に起こります。
1学期はまだ内容がやさしいので「大体わかった」「なんとかできる」という状態でもテストを乗り切ることができます。
ところが2学期は、1学期の勉強が「わかる」だけでなく「早く正確にできる」ことが必要になります。
4年生を例にとって説明します。
<計算力の例>
1学期に「×」「÷」を習い、秋以降は面積の単元に入ります。
面積の問題では、公式を使って早く正確に解くことが求められます。
特に図形の応用問題にはパターンがあるので、すらすらとけるように手を動かして練習する必要があります。
<図形の例>
図形では1学期に「並行」「垂直」を習い、秋以降は立方体の単元に進みます。
1学期に学習した作図があやふやだと、2学期の立方体の問題でどこを見ればいいのかわからなくなってしまいます。
1学期の復習は週に2〜3回、10分でも効果があります。
家庭学習の前に復習をすると、学校の勉強がよくわかってラクになるはずです。
何を使って復習したらよいのか分からない方は、下の無料相談をご利用くださいね。
2.習慣にするために保護者が伝えること
ここまで「復習が大切」だということをお伝えしました。
習慣にするためには、まず本人が「復習する時間が必要」であることを理解する必要があります。
いきなり「復習しなさい!」「勉強しなさい!」というのはNG。
復習が必要だということを落ち着いて説明し、使うプリントを用意し、「学年の半分がすぎたから、10月からやろうね」ときっかけを作ってこそ、スムーズにスタートすることができます。
「うちの子は”復習したくない!”と言うに決まっている」
と心配するお母さまがいると思いますが、意外とそうではありません。
急がないでちゃんと話せばちゃんと理解します。
どんなお子さんも本心は良くなりたいと思っているからです。
大変なのは最初だけです。
お子さまが気持ちよくスタートできるように、少しサポートしてあげてください。
3.一瞬でこどものやる気を失わせること
お子さんのやる気を一瞬で失わせる方法はたくさんあります。
1つは、お子さまの気持ちを聞く前に”いきなりさせようとする”こと。
「問題集を買ったよ。今からしなさい!」
ゲームをやめて学校の宿題をしようと思った時にこう言われたら、お子さまはどう感じるでしょうか。
喜ばないですよね。
お母さまにとっては考えた末のことでも「いきなり言われた」「押し付けられた」と感じて反抗したくなります。
繰り返しになりますが、
お子さまが「2学期からは復習が大切」ということを理解し、「宿題の前に10分復習する」ことを納得し、「10月から始める」という心の準備ができてこそ、気持ち良くスタートすることができます。
4.各学年のつまずきやすい単元(算数)
- 3年生 大きい数、円と球
- 4年生
概数、計算の順序、展開図と見取り図
- 5年生 割合、面積
- 6年生 比とその利用、体積、面積
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今日のテーマはいかがでしたでしょうか?
まなび研究所は、学習コンサルティングを通していろいろな悩みを解決しています。
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もしお子さまの事について同じことをぐるぐる考えて心配しているなら、お気軽に一度ご相談ください。
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