〜小学生〜
2学期にお子さまの成長が見えるために
始業式が近づいてきましたね。
お子さまの学習は、予定どおり進んでいますか?
秋からは、すべての学年で勉強が難しくなります。
だから今日は、2学期に「うちの子、成長したな!」と感じるための大切なことをお伝えします。
今日のテーマ
@「成果」を出すために1番大切なこと
A必要に応じて、もう少しだけお子さまを手伝うこと
1.「成果」を出すために1番大切なこと
結論から言いますと、成果を出すために一番大切なことは「復習」です。
復習が足りないと、二学期はこんな状況になる可能性があります。
「勉強している割には成績が伸びない…」
「テストの点数が下がってきた…」
「勉強する時間になるとぐずぐずする」
1学期の内容はやさしいので、理解が不十分でも、習った直後なのでそれなりの点数をとることができます。
でも2学期は違います!
レベルがぐっとあがり、1学期の勉強が「わかる」だけでなく「早く正確にできる」ことが求められます。
4年生を例にして、わかりやすく説明しますね。
<計算力の例>
1学期は「×」「÷」の計算を習います。
2学期は面積の単元に入るので、図を理解して早く正確に計算することまで求められます。
面積の応用問題には必修パターンがいくつかあります。図を一瞬で理解して式をたて、時間内に正確に解くことまで求められます。
<図形の例>
1学期は平面の「並行」と「垂直」を習います。
そして2学期は、立方体の単元に進みます。
毎年のことですが、立方体の問題で「どこを見ればいいのかわからない」という生徒さんがでてきます。
この原因は、1学期に学習する作図や練習問題の量の不足です。
小学生の図形はセンスではなく、ある程度量をこなすことで身につくもの。
学校の授業時間は限られていますので、家庭学習で身につける必要があるのです。
2.必要に応じて、もう少しだけお子さまを手伝うこと
ここまで「復習が大切」ということをお伝えしました。
でも「復習しなさい!」と言うだけで勉強するお子さまがいる一方、ぐずぐずして机に向かうことができないお子さまもいます。
ぐずぐずして机に向かえないお子さまは、怠けているように見えませんか?
私は、そうではないと思っています。
たとえばお子さまが
「勉強が少し苦手…」
「今は、勉強に気持ちがむいていない」
「勉強のやり方がよくわからない」
という場合、今は一人で勉強に立ち向かえない状態にあるのかもしれません。
だとすると、保護者さまのサポートがもう少しだけ必要です。
サポートの仕方は全部で7つありますが、ここでは一つだけ紹介しますね。
それは、
「知るだけで、気持ちよく勉強をスタートできるポイント」をお子さまに伝えることです。
そのポイントも7つありますが、ここでは2つだけお伝えします。
@理解が足りないのか、それとも練習がたりないのか?
A”勉強の4領域”を考えてみる
*勉強の4領域とは、下の四つのことです。
「好きで、結果が出やすい単元」
「嫌いだけど、結果が出やすい単元」
「好きだけど、結果が出にくい単元」
「嫌いで、結果が出にくい単元」
どちらかをはっきりさせるだけでも、お子さまは見通しがついてやる気になるはずです。
でも、お母さまの中には
「何を言っても、うちの子は”勉強したくない”と言うだろうな…」
と心配する方がいるかもしれません。
でも、意外とそうじゃないんですよ!
どんな態度をとっていても、子どもはみんな本心では「良くなりたい」と思っているからです。
さて、始業式まであと何日でしょうか?
一日一日の積み重ねで、お子さまの未来がつくられていきます。
お体と時間を大切にしながら、お過ごしください♪
ぷち勉強会のご案内(無料)
最後に大切なお知らせ。
今回「東札幌保育園」との交流を記念して、小学生の保護者様を対象に「無料ぷち勉強会」を開催します!
年内に2回開催し、一回目はリアル勉強会として9月を予定しています。
勉強会と言っても気楽な会で、”学習の4領域”の話をわかりやすくお伝えした後は、お茶を飲みながらゆるゆるとお話しができればと思っています。
「最近の子どもの話をきいてほしい」「久しぶりに河野先生と話がしたい」とおっしゃる方、大歓迎です。お友達を誘っての参加も嬉しいです。
ご興味がありましたら「ぷち」と、公式LINEにコメントしてください。
なおこのコメントは参加申し込みではありませんので、安心してください。
日時が決まりましたら連絡し、ご都合が良ければ参加していただくという流れになります♪
ーーーーーーーー
秋のぷち勉強会(無料)
日 時:9月中の約1時間
(詳細は決まり次第、お知らせします)
内 容:「学習の4領域」とゆる〜いお話の会
場 所:合同会社まなび研究所 札幌市白石区東札幌一条五丁目6-3
方 法:リアル
ーーーーーーーー
あなたにお会いできることを楽しみにしています
次回のテーマは、
「一瞬でこどものやる気を一瞬で失わせること」「秋からのつまずきポイント」です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。